競馬備忘録

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2022年産 ノルマンディー4次募集

 ノルマンディーOC名物、2歳7月に4次募集ありましたね。僕は外車というか、海外セール大好きなのでとても楽しみにしていました。

61 ラストワルツの22

62 ナンヨーユナの22

63 モトヒメの22

64 トップハットタンゴの22

65 トワーリングオーウェンの22

計5頭、今年の募集は63頭フィニッシュでした。

一次で取り下げになったセルブロックタンゴとプラチナテーラーは復活なりませんでした。オートクレールパターンはあるだろうか、もし無事に成長出来ているなら何かしらの形で競争馬になれることを祈っています。

 

各一頭ずつのぱっと見の印象だけでも書こうかなと思います。

・ラストワルツの22

 今年のホークレアポジションですね。動きのいいトレーニング馬をそこそこの値段で買ってきたら普通に売れるであろうと言うクラブの思惑が見えます。なかなか荒削りな走りながらも時計は出ていて、きちんと調教を積めば大丈夫そうなイメージができる馬だと思います。

 昨年のホークレアの売れ行きから考えると瞬殺で売れるのかと思ってましたが、今も残っている、と考えると体重を懸念してる人が多いのかなと思います。馬自体は悪くなさそうなので最終売れると思いますが。骨折歴も懸念点だろうか。でも逆にここまで馬格あるなら530キロくらいで出走してもらわないと困るくらいのサイズですし良いと思います。

 

ナンヨーユナの22

 フェミナフォルテの妹に当たる血統で、父はビーチパトロール。それほど倦厭するほどでは……と思っていたのですがこの子、左前が内に曲がっている…? ような気がします。大丈夫だろうか……、それで600万の値付け、6月までの育成費含めても……って考えると、この子はただ破格ってだけじゃない気がします。

 そもそもフェミナフォルテのときも血統で人気したわけではなくめちゃくちゃ安いエピファネイアってことで話題になってだイメージです(僕は逆張りしてヴェルミセルを選んだのですが)

 

モトヒメの22

 普通に「ノルマンで選ぶならこれだな」って感じに思いました。結果として見送ったのですが、複数口行く気持ちもわかります。胸も深いですし首のリズムもいい、昨年種牡馬引退したゴッホの産駒ですし、ゴッホ持ったことない人には行ってもいいかも、と思う馬だと思いました。懸念点は父の良さと母の良さがどっちに転ぶかって博打感ですが、安いですし出資としてはめちゃくちゃアリな馬だと思いました。

 

トップハットタンゴの22

 ○外牝馬の1頭目、未知の種牡馬Volatileの初年度産駒で、父の実績はそらほど…って感じなので産駒評判もイマイチ出てこない種牡馬で考えあぐねました。セール時の馬体写真はピカピカのムチっとした馬体で、落札を知った会員たちが「いいかも」とTwitterでざわついてるのをたくさん見ました。

 セール時の時計はあのセールだと平凡なタイムで、別段良いわけではないですが余力残し+そこそこの向かい風です。ただ、馬体があれだけ綺麗にできているのに、軽く促してるだけで終わらせており、正直血統背景的にも少しでも速いタイムを出してアピールしたほうがいい血統だと思います。なのに、それを出さないで軽く走らせている。誕生日が遅いとはいえ売り方としてチグハグな気がしました。

 こっちに来てからの写真もむっちりしたいかにも外国から連れてきた牝馬だなと言う馬体で、もう一頭よりこっちが見栄えすると思います。適性もいかにもダート短距離で、ここまで馬体ができているなら案外早く始動するのかなと思います。

 

トワーリングオーウェンの22

 アメリカのトレーニングセールが始まった途端にみるみる評価を上げていったtiz the law産駒。authenticの影に隠れてしまいがちでしたが、産駒の動きを片っ端から見ましたが、なかなか動きのいい子が多いなと思いました。

 本馬のセール時の写真はまだ緩さの残る幼い馬体で、比較してもトップハットタンゴの方がよく見えると思います。ただ、走っている動画の完成度がこちらの方がよく見えました。走り始めて5秒後くらいのカチッと何かが噛み合ったような勢いのある走り、オッと思わせるものがありました。

 マリアズハートほどのインパクトはありませんが、それでも迫力がなかなかあると思います。まだ腰高でどう育つか未知ですが、もう一段階成長を残してそうな未来はなかなか魅力的だと思います。

 

そして僕の出資は

トワーリングオーウェンご一緒の方よろしくお願いします。