※noteから移動させてきました
初稿 2024/4/17
ノルマン3次をスルーし、4次を楽しみに待っている者です。3次はチェックすらしていません。僕の予算は限られているので4次の丸外を待って、好みがなければそのままスルーする所存です。
募集が始まるまで何も更新しないのもなぁと思ったので、競馬写真の話を。
僕はカメラガチ勢じゃないし、競馬場の空気感を楽しみたい勢なので過度なカメラは今後も買う予定はない。今も格別カメラのことがわかっているわけではないです。難しすぎます、カメラは。
SONY α6100 (2020年秋購入) が今使っているものです。
https://www.sony.jp/ichigan/products/ILCE-6100/
今は生産終了していますが、カメラ初心者向けに作った超廉価モデルです。
僕が買った時はダブルレンズズームキット(レンズが2種ついてるセット)で10万5000円くらいだったと思う。セットは16-50の標準ズームレンズと55-210の望遠ズームレンズの2種です。
低価格で10万超えるのかよって思った方、そうです。
正直10万程度のカメラでラチ最前列で写真撮るのはカメラガチ勢からしたら鬱陶しいかもしれません。ガチ勢って100万以上のカメラ担いで構えてますので。でも、逆を言えば低価格のカメラは最前でやっと撮れるレベルです。阪神なら席からも取れなくないけど、淀は無理です。
このカメラの注意点はフルサイズではなくAPS-Cサイズです。だから安い。
カメラのこと詳しくない人には何のことかわからないだろうけど、僕も完全には理解できてないです。なので下記ページ参照。
https://www.sony.jp/msc/owner/recommend/alens/sensor_apsc_ff/
ただAPS-Cサイズ不自由は、レンズのバリエーションが圧倒的に少ない。逆に言えば、レンズへの誘惑の諦めがつきます。僕は単焦点欲しい感情を諦めました。
あと、SDカード。
SDカードは書き込み速度がとても大事です。テキトーな安いSDカードはやめておいた方がいいです。連写で死にます。僕は善良なフォロワーにおすすめをされてSANDISKの10,000円弱のExtreme Plus 64GBのSDカードを買いました。1回競馬場行くごとにRAW+jpegのダブル保存で700枚くらい撮れるかな。
これを使ったとて、書き込みにはそこそこ時間かかってます。もっと遅いやつだったら連写に差し支えが出ると思います。
では買ったばかり時に撮った写真たち。
メイケイエールがファンタジーステークスを勝った日が競馬場カメラデビューでした。そこから順を追って。
カメラ初めて持って行ったレースってこんなもんですよね、多分。
あまりにも撮れなさすぎてここでやっとカメラの設定とか勉強し始めました。この翌々週にグランアレグリアを見にマイルCSに行って全然綺麗に撮れなかったのも良い思い出です。
まだピント合うのが10回に1回くらい、写真を撮るのは難しいって唸ってた頃です。 比較してもらうとわかるのですが、ボケに期待できないので後ろのアカイトリノムスメまでしっかり読みとれます。壁のタイルの筋まで認識できる。でもこの程度なら綺麗に撮れるスマホでも撮れそう。
しかしソダシはすごい、背景がボケてなくても圧倒的存在感を放つのだから。
背景の阪神のタイル模様がボケだしている。僕はいつも阪神で同じ場所で撮っているので被写体のピントとか以前に、背景ボケると被写体が際立つなぁと感心し出した頃合いです。
ただ、肌の質感がのっぺりしてしまっていて。この時のアカイイトってグラマラスな色気のある牝馬だなって仕上がりだったので、こんなのっぺりした肌感ではなかったと思います
ついに阪神で後ろのタイルの模様がボケるようになった。
不思議なんですけと、使い方がわかってくると背景がちょっとボケだすんでしょね、なんでだろう(いまだに設定がよくわかっていない)
でも、ネットで流れてくる綺麗な競馬写真ってめちゃくちゃピントあってるし、背景が綺麗にぼやけて被写体が際立ってる。それに比べたら足元にも及ばない。
それこそ何百万のレンズつけたバズーカみたいなので撮ってる素晴らしい写真が流れてくるTwitterってすごい。
でも僕のカメラでも撮れるっちゃ撮れる。がまぁ安いやつだし高望みはしないでおこう、と思って撮り続けてました。
しかし、使い始めて1年半経った頃(2022年夏頃)、競馬仲間が「TAMRONのレンズ買った〜」って言ってるのを見て衝撃を受けまくりました。
カメラの世界には、販売元の許可を得てレンズを作成するレンズ専門メーカーがあります。なので、そこで自分のカメラと互換性のあるものを探して買えばいいのだと。カメラの世界って選択肢が色々あってすごい。
僕の超初心者向け廉価カメラに合うレンズを探し回り、都合がいいレンズを見つけました。
18-300という守備範囲の広さに驚いたのですが、これぞ初心者向けの真骨頂だと思います。(今回はF値は無視してください)
競馬場を歩いていると見かけるのですが、カメラを何台も持ち歩いてる許可証持ちのカメラマンさんや、キャリーケースで数台持ち込んでいるガチ勢、彼らは撮る写真の距離やピンボケのレベルなど、自分の撮りたいイメージを1台でレンズ付け替えて撮ってるのではなく、何台も持ってきているのですね。
しかし僕はガチ勢じゃないので、できる限り身軽でありたい。
それを緩い範囲で解決してくれるのがこのレンズでした。
難点を一つ言うなら背景ぼかしにはあまり期待できないことです。特に阪神競馬場での撮影においては。
パドックが狭いので被写体と背景の距離が近いので、特にぼやけには期待できません。府中や京都ならある程度背景がボケます。
そして、買って撮ってみました。
レンズ購入は2022年8月です。あの時で6万1000円(新品)くらいだったかな。
さすがに僕自身カメラのド素人からスタートしているので、2020年の秋頃の写真なんて暗くてぼやぼやして何を映したいのかわかってない状態と比較するのはアレですが、圧倒的に写真を撮るのが楽しくなりました。
というか、レンズがゴツいですが近距離も取れるのが万能すぎて、写真特化ではない旅行なら本当にこの一本で事足ります。
この子筋肉がバキバキだったんですけど、筋肉の質感がわかるように撮れる。単純に嬉しいですね。
レース写真はこんな感じ。
席で座りながら撮った記憶があります。
天気があまり良くなかったのでちょっと暗い写真になってます。
馬の綺麗な目を撮れるのは嬉しいですね。
ここで比較したい今年の桜花賞4角写真と、2年前の桜花賞の4角写真。
スターズオンアースの桜花賞のときはまだ前のセットについてた望遠レンズだったのですが、これくらいの差がでました。
構図は気にしないで欲しいのですが、スマホレベルの写真からとりあえずカメラで撮りましたってレベルにはなったのかなと思いました。
楽しいです、馬が頑張ってる姿を撮れるのは(馬券はいつもボロ負けです)
以下TAMRONのレンズになってからの写真(距離感の参考にどうぞ)
僕は結局カメラ代+レンズ代+SDカードで17万ちょいくらいの投資になっていますが、これでこれだけ楽しめるなら安いもんじゃないかなと思います。もう3年使っていますし、これからも使っていくだろうと思います。
日常生活でも友達の結婚式や旅行に持って行ったりして、友人たちも喜んでくれています。
ぎりぎり持ち運んでも苦にならない重さなのも助かってます。構えてて腕が痛くなることもないですし。
調べてみるとカメラ352g +レンズ(TAMRON)620gだったのでぎりぎり1キロ超えないですね。女性の方でも気軽に扱えるんじゃないでしょうか。
定期的にカメラ邪魔だとか、居座ってウザいとかよく話題になるので悲しい思いをすることもあるのですが、カメラ握って馬券ボロ負けしてる僕みたいなのもいるので、少しでも居場所があるといいな。